朝ドラ エール
6月27(土)の放送で、いったん休止。
休止中は第1話からの再放送。
一粒で二度おいしい、ドラマの醍醐味かみしめています。
運動会のシーンは何度見ても感動。
最初に見たときは気づかなかったことに気づいたり。
このドラマを見ていない知人たちに、今からでも見てほしいねん、と
おすすめしたいドラマです!
ドラマの話をしていて、ハートが熱くなるドラマ、久しぶり。
何がすごいって、子役の演技がすごい! それぞれのキャラが個性的
その子ども時代のキャラがそのまま大人時代にリンクしています。
窪田正孝さん演じる主人公の裕一しかり、山崎育三郎さん演じる佐藤久志しかり。
運動神経抜群のリーダー的存在の村野鉄夫(中村蒼)の子ども時代を演じる込江大牙くんがこれまたハンサムでかっこいい!
子役が演技うますぎ!
おとなになってからの彼らとしっかりリンクしている!
親の愛が痛いほど伝わる!
主役のみならず、脇役が光っている!
裕一の子ども時代を演じる石田星空くん、関内音役の清水香帆ちゃん、
裕一の弟(潤浩くん)、音の姉妹たち。
裕一をいじめていた学友たち、転向してきた佐藤久志を演じる山口太幹くん。
どの子の演技も、輝いている。
その子になりきっていて、ほんとうに胸打たれる。
子役を演じているときにも感じるけれど、彼らが大人になって(配役が変わって)
回想シーンで子ども時代を見たときに、そのことを大きく感じるわけです。
いま演じている大人の彼らとしっかりリンクしているから!
大人の役を演じている役者たちが、
子役の演技をしっかりバトンタッチしているから、ともいえるのですが、
ほんとうに、どの子もすごいな、と感心することしきりです。
佐藤久志くんが、山崎育三郎さんになるのですが、そのまんまやん!
と思ってしまうほど。
もち、小山裕一くんも窪田正孝さんになるのですが、幼い頃の彼が見え隠れします。
小山田耕三(志村けん)に初めてあったときの、小山裕一くんが緊張して
一生懸命話すところなんぞは、あの幼かった裕一くんそのもので、
本当に息を呑みました。
お父さんを演じる唐沢寿明さんの親心がしみる、何度も目頭熱くなる
唐沢寿明さんの親心が痛いほど伝わり、心にしみてきます。
待ちに待った運動会。運動が苦手、走りがからきしダメな息子を必死に応援する父。
息子と一緒にかけっこの練習をする。
これで、もう大丈夫! と息子を励ます。
ほんとうかな? と息子。
練習通りに走ろうとするが、案の定、転んでしまう。
笑う子どもたち。
最初は笑っていた子どもたち、裕一を普段いじめている子どもたちも心配そうに。
転んでいる裕一に、「立て! 起きろ! 頑張れ!」と
旗を持って後ろからエールを送る父の姿は、愛情いっぱい。
そこに森山直太朗ふんする藤堂先生が指揮するハーモニカの演奏が。
その歌を聴いた裕一は立ち上がり、見事にゴールする。
この週のタイトルは「初めてのエール」です。
藤堂先生の応援も胸を打つのです。それにしても、森山直太朗さんにぴったりの配役。
この音楽の先生がのちのちの裕一の運命にどれほど影響していくことになるか。
こういう出会いをもてた裕一は幸せものだ、と思います。
本編は月~金までの放送で土曜日は朝ドラおじさんなる人が登場し、
まとめを解説してくれていましたが、再放送は土曜日まで放送するとのこと。
7月4(土)から放送の再放送、第2週は「運命のかぐや姫」です。
今度は裕一が恋して後に結婚することになる女性・関内音(二階堂ふみ)の
子ども時代の物語。
子ども時代の音を演じるのが清水香帆さん。
これまた迫力ある演技で魅了させてくれます。
そして、音の優しいお父さんは
厳しくも愛情溢れた母を演じるのが、薬師丸ひろ子さん。
今からでも、間に合います。
朝ドラ エール 見てみてください。
あの長崎の鐘を作曲した古関裕而さんの物語です。
風間杜夫さん、志村けんさん、柴咲コウさん、古田新太さん、森山直太朗さん、と
脇役陣たちの存在も光り輝いています。
15分間でこんなに感動できるドラマ、すごいな、と再放送を見ながら
再確信したのでありました。
もう一度、志村けんさんの登場を見ることができることも嬉しいです。
今まで見た人はもう一度、感動新たに。これから見る人は、感動を!
朝ドラ、今からでも、遅くはありません。
昭和の歌謡界を大いに盛り上げてくれた古関裕而さん、
あの素晴らしい応援歌を作った古関裕而さんの物語をぜひ見てみてください。
そしてあの頃の歌を、またみんなで聞いて歌いましょう。